【東大院卒直伝】TOEFL リーディング対策【読み方・解き方のコツとテクニック】

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ぎば
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この記事はこんな人におすすめ
✔TOEFLのリーディングの問題数・時間配分が知りたい
✔TOEFLのリーディングの解き方・解き進め方を知りたい
✔TOEFLのリーディングのコツが知りたい

こんにちは、ぎばです。この記事ではTOEFLリーディングのスコア27(トータルスコア100)を取得した私(TOEFL受験体験記の記事)が実践しているTOEFLのリーディングのパッセージの読み方について解説します。

最後におすすめの参考書と問題集を紹介しています。読み方と解き方が学べたらあとは実践あるのみです!TOEFLでハイスコアを取得して、リーディング力の強化もしましょう!!

TOEFLのリーディングの概要

時間54 or 72 分
パッセージ数3 or 4 パッセージ
問題数 計30 or 40 問(10 問 / パッセージ)
文字数約700 words/パッセージ
※2019年8月1日から試験時間・問題数が縮小されました。

試験時間・パッセージ・問題数の数がそれぞれ二通りありますがこれはダミー問題の有無によります。
TOEFL試験は受験生のデータ収集のためリーディングかリスニングにダミー問題が用意されています。

ダミー問題はどちらに存在するかはその試験を受けてみないと分からず、またどのパッセージがダミー問題かも分からないのですべてのパッセージを全力で解く必要があります。

TOEFLリーディングの読み方

TOEFLの文章を読み方のコツは以下のようになります!それぞれTOEFLを運営しているETSの公式サイトから受けられる無料テストの画面を使って解説していきます。


パソコン形式の問題にも慣れておくために無料テストは是非活用しましょう!

ポイント
  1. 題名と要約問題を先に読んでパッセージのテーマと固有名詞を把握する
  2. 問題を読む→答えを意識しながら段落を読む→問題を解く→次の問題を読むのループ
  3. 文章は飛ばさず、大まかにざっと読む

題名と要約問題を先に読んで、パッセージのテーマと固有名詞を把握する

TOEFLは基本的に内容に馴染みのない学術的な記事を読むことになります。いきなり第一段落から読み進めるのではなく、まず題名を読んでテーマを把握しましょう
さらに最初に、最終問題の要約問題を読むことをおすすめします。


要約問題は下の画面のような問題です。ちなみにこのパッセージの題名は「Agriculture, Iron, and Bantu Peoples」でした。


要約問題ではパッセージのサマリーとして適切な選択肢を三つ選ぶ問題がほとんどです。パッセージの内容と矛盾している選択肢や矛盾はしていないが、重要な情報ではないため要約として適切でない選択肢もあります。

引用 : TOEFL公式サイト

ここでチェックしておきたいのが固有名詞(例えば上図の赤枠で囲んだもの)です。

固有名詞は頭文字が大文字のため見つけやすいですし、予めどんなモノ・人が本文に出てくるかを把握することができます。

今回のパッセージの場合はアフリカ、アフリカの気候、サハラ(砂漠)、バヌアツ語を話す人が出てくるということが分かります。

特に人名が出てきたときは、本文を読んでるときにその人がどのような人かをメモしておきましょう。また単語をながめて大雑把な話の方向性を把握しましょう。上の画面でいうと単語をバーッと眺めて、青枠のところから交通、宗教、政治などが選択肢にあるのでアフリカ・バヌアツの文化が話されるんだろうなぁ~と漠然に感じるだけで十分です。

時間がもったいない、かつ半分は不正解なので選択肢を読んで内容を理解する必要はないです!本文のテーマと方向性がざっくり見えれば十分です。それだけでとっつきにくい文章が読み進めやすくなります。

本番のパソコンでは画面の切り替わりが遅いと最終問題を見て最初の問題に戻るまで少し時間がかかりますが、画面が切り替わっている間は時計は進んでいないので安心してください(試したことないですが画面を切り替えているだけで考える時間稼ぎできそうですね笑)。

さらに最後の問題にはごくまれに分類問題が出題されます。分類問題は事前に内容を把握しているとかなり有利に進められます。分類問題は3ポイント分あるので絶対に落としたくない問題です。そして分類問題が出題されると問題数も1パッセージ当たり通常10問のところ9問になります。


分類問題は下の画面のように分類するグループが与えられていて(今回の場合はあるプロセス)、それぞれの分類(プロセス)に当てはまる選択肢を選択するという問題です。

分類問題の場合、問題を見てから再び本文に戻って内容を確認するのは非常にタイムロスになるのでそれぞれの選択肢がどっちに分類されるかを確認しながら読み進めるのが理想です。万が一、分類問題に当たった場合に有利に進められるように事前に最終問題は確認しましょう!

問題を読む→答えを意識して段落を読む→問題を解く→次の問題を読むのループ

TOEFLのリーディングの問題形式は、最終問題以外は下図のように段落毎の質問となります。なので問題文を読んで、問題を把握してから答えを意識しながら段落を読むという方法が効果的です。選択肢まで事前に読んでいると時間がなくなってしまうので読む必要はないです。

ちなみに右のページではスクロールすれば全部のテキストを読むことができますが、デフォルトでは問題に該当する段落が一番上に表示されます。

引用 : TOEFL公式サイト

文章は飛ばさず、大まかにざっと読む

既にご紹介した通り、最終問題ではパッセージの要約問題として下図のような要約に適切な選択肢を三つ選択する問題が出題されます。下図の赤線で引かれているように問題にはパッセージに出てきていない(誤った)選択肢とパッセージに出てきているが重要でない(minor ideas)選択肢があります。

引用 : TOEFL公式サイト

文章は飛ばさず(Skippingはせず)、大まかにざっと読む(Skimmingをする)ことをおすすめしているのは文章を飛ばして読んでいると、最後の要約問題で、「あれっ?こんな話出てきてない気がするけどもしかして飛ばしたところで触れられていたのかな…」と不安になってしまうからです!!!

そのときに自分が飛ばした箇所を読み返すのは非常に効率が悪いです。よって基本的に文章は飛ばすことはせず、すべての文章に目を通すようにしましょう。そうすると飛ばし読みしていたら悩みそうな最終問題にも、大まかにでもすべて目を通したことによって自信をもって回答できるようになります(意外と「んっ、こんなこと言ってなかったぞ。」っていうのは分かります)。

時間配分・メモに関して

TOEFLのリーディングではメモを取ることが許されていますが、時間がもったいないのでメモは最低限にしましょう。要約問題以外は段落毎に問題が出題されるのでメモの必要はないです。各段落のまとめを簡潔に(単語2, 3語)で書き留めておいてどの段落にどの内容が含まれていたか分かるようにしておくと、要約問題で本文を見直すさいに便利にです。

また最初に説明した通り、モノ・人などの固有名詞が出てきた場合はその固有名詞のモノ・人の特徴を簡単にメモをとっておきましょう。

時間配分は1パッセージ当たり18分となります。パッセージの難易度はどれも同じで後半につれて難易度が上がるということはないです。ただし、自分が馴染みのあるテーマのパッセージと全く聞いたこともない内容のパッセージですと、当然後者の方が難しく感じるので、18分はあくまで目安で早く解けるにこしたことはありません。

よって、分からない問題があったら適当に選択して、メモしておいて、もし時間が余ったら見直しにくるという戦術が効果的です。時間がなくなると追い詰められて実力を発揮できなくなるので気を付けましょう!。

TOEFLリーディングの問題の種類

パッセージの読み方が分かったところで次に個別の問題の解き方を見ていきましょう。

TOEFLリーディングは公式には10種類の問題がありますが以下の7種類にまとめることができます。

リーディングの問題の種類
  1. 内容正誤問題
  2. 推論問題
  3. 意図を問う問題(Why問題)
  4. 単語問題
  5. 言い換え問題
  6. 文挿入問題
  7. 要約問題

リーディングの問題なので中には英語力だけではなく読解力(国語力)が求められる問題もありますが、基本的な読解力があれば解ける問題がほとんどです。

では一つずつ見ていきましょう!

個別の問題の概要と解き方

内容正誤問題

段落の内容の正誤を問う問題は正確には二種類あり、内容一致問題と内容の不一致問題です。国語の問題でもありますが、当てはまる選択肢を選ぶ場合と当てはまらない選択肢を選ぶ場合ですね。

難易度は内容一致問題の方が簡単ですが解き方は基本的に同じです!内容を問う問題に限らず、どの問題でも先に問題を読んでおくことが圧倒的におすすめです(選択肢までは時間の制限上読むことはおすすめしません)。内容正誤問題の場合は問題によっては答えを探す気持ちで本文を読むことができ、選択肢を見る前に答えを予想できることが理想です。

推論問題

内容一致問題と性質は近いですがinfer, imply, suggest, supportといった単語を使って段落・文から読み取れる内容を選択する問題です。

この読み取れるというのが肝で例えば文章に直接書いていなくても推論できればその選択肢が正解となります。

そんな推論なんて分からないよ~って思った人、安心してください。あくまで答えは文章から推論できることでその分野の知識や独自の考えは必要ありません。

問題例としては、「What can be inferred from paragraph 3 about A?」などと出題されます。

例えば、文章中に

Tom is a leader. John is not a leader because John does not have confidence that is necesarry to be a leader.


とパッセージに書いてあって、選択肢に

Tom has confidence.

があった場合、それが正解となります。文鳥中には直接Tom has confidenceとは書かれていませんが、leaderであるためconfidence(自信)を持っていることが必須なので、Tomはconfidence(自信)を持っているということが推論できますね。

このように推論問題では文鳥中では直接書かれていないが、推論できる選択肢が正解となります。infer, imply, suggest, supportの単語が問題文に出てきて、「あっ、推論問題だ!」とピンとくればかなり有利に問題を進めることができます。該当段落・文の要旨を抑えることができたら推論できるものを選びましょう!

意図を問う問題(Why問題)

段落、文または例が指定されて、なぜその段落・文・例が使用されたのかを問う問題です。

つまり筆者が何を伝えたくてその段落・文・例を使ったのかを回答します。

この問題は英語力だけでなく読解力も求められる問題です。段落・文・例の前後関係を把握してその段落・文・例の役割読み取りましょう。

単語問題

単語の意味を問う問題は下図のように黄色くハイライトされた単語と同じ意味を持つ英単語(熟語)を選択肢から選びます。問われている単語の意味を知っていれば瞬殺できる問題です。

単語の意味が分からなくても文脈の前後関係を把握することで適切な単語を選択することができます。

引用 : TOEFL公式サイト

言い換え問題

下図のように黄色ハイライト部分と同じ意味となる文を選択肢から選択する問題です。選択肢の文章は平易なのでハイライト部分の要旨を読み取ることができれば難しい問題ではありません。

引用 : TOEFL公式サイト

文挿入問題

文を挿入する問題では、問題で提示された文が、本文内のどの部分に挿入されるかを問う問題です。

文挿入問題では挿入する分の内容だけでなく以下の三点にも着目してください!

  1. 指示語(代名詞)
  2. ディスコースマーカー
  3. 冠詞

1. 指示語(代名詞)

指示語(代名詞)とはThis, It, He, Herなど既に出てきた名詞の同じ表現を繰り返すことために使用される品詞ですね。指示語(代名詞)は例外を除くと、既に出てきた名詞を指します。なので挿入文に指示語(代名詞)にあたるような名詞がそれまでに出てきているか見ましょう。下の例題の場合も挿入文にThese landscape(これらの風景)という指示語が使用されていますね。

引用 : TOEFL公式サイト

2. ディスコースマーカー

ディスコースマーカー(Discourse marker)とはDiscourse:談話、Marker:目印なので直訳すると話の目印ですね!例えばBut、Threrefore、In addition、On the other hand、On the contrary、For example等々、例を挙げればきりがないですが「文と文との論理的関係を示すことば」のことを言います。もし、ディスコースマーカーが挿入文に入っていたら、前後の文との内容が自然になるような箇所が正解となります。

3. 冠詞

少し上級編となりますが冠詞も挿入文にある場合はヒントになります。冠詞とは名詞の前につくaやtheのことですね。aは日本語に該当するものがないですが、theは日本語に訳すとしたら「その」という意味になります。theは既に一度会話や文章の中で出てきている名詞に対して使います。簡単な例を挙げると

Aさん:I bought a new bicycle because the previous one got old.
    (前の自転車が古くなってしまったから、新しい自転車を買いました。)

Bさん:How do you like the new bicycle?
    (新しい自転車はどう?)

Aさんが新しい自転車買ったと会話を切り出した際は、自転車は初めて会話にでてくるので最初は冠詞がaがついています。しかしBさんが質問する際はAさんが買った自転車は既に会話にでてきているので冠詞のthe がついたthe bicycleとなります。ちなみにAさんの発言のone(= bicycle) も代名詞にあたります。もしBさんの発言が挿入文だったとしたらa bicycle以降にBさんに発言がくるということが分かります。

このように冠詞によっても挿入文の位置を絞ることが可能です。

要約問題

大問の最後の問題は必ず要約問題となります。下図のような文章を要約した際の適切な文章を選択する問題が出題されます。下図の赤線で引かれているように選択肢に正解の他に1. 文章に出てきていない(または矛盾している)選択肢と文章に出てきているが2. 重要でない(minor ideas)選択肢が含まれています。それぞれの対策をみてみましょう。

引用 : TOEFL公式サイト

1. 文章に出てきていない(または矛盾している)選択肢の対策

本文は飛ばさず(Skippingはせず)、大まかにざっと読む(Skimmingをする)という読み方がTOEFLでは効果的です。すでにパッセージ全体の読み方のところで解説しましたが、文章を飛ばして読んでいると、最後の要約問題で、「あれっ?こんな話出てきてない気がするけどもしかして飛ばしたところで触れられていたのかな…」と章を飛ばして読むと飛ばした部分が選択肢になっているのではないかと不安になってしまうからです!

そのときに自分が飛ばした箇所を探しながら、文章に戻るのは非常に効率が悪いです。基本的に文章は飛ばすことはせず、すべての文章に目を通すようにしましょう。そうすると飛ばし読みしていたら悩みそうな最終問題にも、大まかにでも一度は読んだことによって自信をもって回答できるようになります。

2. Minor ideasの対策

そして次にminor ideasですが、こいつがとっても曲者です!なぜなら、

「ああ!これ見た見た!文章に書いてあったから正解だ!」

と思って選択してもその選択は間違いの可能性があります。

なぜなら選択肢からはthe most important ideas(重要な意見)を選択しなければならないからです。文章に書いてあっても重要でなければその選択は不正解となります。重要な意見とは必ず、段落の要旨になっており、かつ文章のテーマに沿ったものになっています

よって段落の趣旨は覚えておくか、簡単にメモをとっておき、文章のテーマを理解していればこのminor ideasに引っかかることはなくなります。一度問題を解く前に落ち着いて文章の題名を再確認することをおすすめします。パソコン上の操作で10秒あれば余裕で確認できるでしょう。その題名がまぎれもなく文章のテーマになります。

ちなみにこの選択肢は文章と同じ順番になっているので、文章に戻って内容を再確認したいときはそのことを利用して時間を節約しましょう。

おすすめの問題集・参考書

TOEFLの読み方と解き方が分かったらあとは実践あるのみです!ここではTOEFLのリーディング対策におすすめの問題集・参考書をご紹介します。

まずは必要不可欠なのが公式から出版されているOfficial Guide Bookです。リーディングの問題の種類を例題を使って解説しており、解き方のヒントを与えるTipsが多く書かれています。リーディングだけじゃなく、他のセクションの概要と解説が記載されています。そしてパソコンで本番さながらの状況で解くことのできる模試が4回分収録されています。
ただすべて英語で書かれているので日本語が良い方は次に紹介する公式ガイドブックの購入を検討してください。英語学習者用に書かれているので英語自体は平易な単語と表現で書かれています。

The Official Guide book(英語版) 


上のOfficial Guide Bookはすべて英語で書かれているので、日本語で読みたい方は日本語版のガイドブックも出版されています。ただし、こちらは模試が新形式に対応していないので注意してください。
新形式と旧形式の違いは問題量が異なるだけなので、リーディング力をつける分にはこちらのガイドブックで問題ないです。こちらも模試が4回分収録されています。

The Official Guide book(日本語版)


リーディングの対策には公式ガイドブック以外にもう一冊リーディングに特化した問題集があると完璧です。おすすめはトフルゼミナールから出版されているものです。ほとんどの問題集は新形式に対応していないのですが、数少ない新形式に対応している問題集です。こちらの記事で紹介したような個別の問題の解法がさらに詳しく解説されています。また新形式に対応した模試が三つ収録されています。

TOEFLテスト集中攻略リーディング


リーディング力をつけるには英単語力を伸ばすことも必須です。TOEFLは学術的な内容のパッセージがでるのでTOEFLに特化した単語集で単語を覚えるのがスコアアップには非常に効率的です。
おすすめはとにかく出題率が高いTOEFLテスト英単語 3800です。Rank 1~4までありますが、目標スコアが80点の人はRank 3まで、目標スコアが100点以上の人はRank 4までやりましょう!

TOEFLテスト英単語 3800

まとめ

いかがでしたでしょうか。TOEFLのパッセージの読み方と個別の問題の解き方、そして時間配分とコツも解説しました。結論としてはリーディングは以下の読み方の戦術を意識しましょう。

ポイント
  1. 題名と要約問題を先に読んでパッセージのテーマと固有名詞を把握する
  2. 問題を読む→答えを意識しながら段落を読む→問題を解く→次の問題を読むのループ
  3. 文章は飛ばさず、大まかにざっと読む

リーディングは他のセクションよりも点数の取りやすいセクションだと思うのでここで点数を稼いでおきたいセクションですね。

TOEFLのリーディング対策する過程で英語のリーディング力もついてきます!
TOEFLのパッセージをスラスラ読めるようにがんばっていきましょう✨

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