【東大院卒流】TOEFLリスニングの対策【勉強法・コツ・教材】

TOEFL
<strong>ぎば</strong>
ぎば

この記事はこんな人におすすめです。

✔TOEFLのリスニングの勉強法が知りたい人

✔TOEFLのリスニングの対策・コツが知りたい人

✔自分に最適なTOEFLのリスニングに教材・問題集が知りたい人

こんにちは、ぎばです。この記事では、TOEFLで100(リスニング27)を取得した私(受験体験記はこちら)がスコア100取るまでに実践したコツ、そしてリスニング対策と勉強法、最後に目標スコアをとるための教材・問題集をスコア別(80と100)に紹介します。

TOEFLリスニング概要

TOEFLは新形式になってリスニングが5題または7題出題され、試験時間は41~57分となっています。問題数、試験時間が異なるのは受験者の能力をより正確に測るためのダミー問題がリスニングまたはリーディングにあるかの違いです。1題当たり音声が流れる時間は4~5分程度となっています。

問題はリスニングの題材が流れてから出題されるので事前に問われる内容が分からないのが特徴になっています。

その代わりTOEFLは鉛筆と紙が配られるのでその紙にメモを自由に取ることができます

形式の種類

リスニングの題材は1.会話形式か2.講義形式の二つです。1題当たりの問題数は会話形式と講義形式でそれぞれ5問と6問になります。

会話形式の場合はさらに「教授と生徒」、「事務員と生徒」の二パターンにさらに分けることができます。

1.会話形式

教授と生徒

生徒が教授の部屋にいって相談や質問をするタイプの会話形式となります。この会話形式の場合のみ学術的(Academic)な内容の会話になる場合があります。例えば、教授の講義への質問が内容になったときがそうです。その他にもレポートの期限の延長などの日常的(Non-academic)な内容も場合もあります。

事務員と生徒

事務員と生徒の場合、会話の内容は大学生活に関するものになります。例えば講義の履修の方法や大学図書館のアルバイトの話など大学の事務的な内容となります。高確率でどんな相談事で生徒が事務員を訪ねてきたのか、また生徒は会話の後どうするのか質問にされるので聞き逃さないようにしましょう。

2.講義形式

講義形式の場合、教授が一方的に講義を話す場合もありますが、中には生徒が質問したり、教授が生徒に質問を投げかけたりして、双方向で議論が進む場合もあります。講義内容は大学一年生レベルですが、聞いたことのない内容であることが多いので、しっかりと講義についていき教授の話を理解することが大切です。

講義の分野は生命科学、物理科学、社会科学、芸術のいずれかになるので文理どちらの内容も出題されます。

問題の種類

問題の種類は大きく分けると以下の三種類で下に行くほど高度(会話/講義を大局的にみる必要があるよう)な問題となります。

1.内容を問う問題

2.話し手の態度・意図を問う問題

3.構成・推論を問う問題

それぞれどのような問題なのか見てみましょう!

1.内容を問う問題

内容を問う問題は会話/講義の主旨、背景そしてディテールまで問われる問題です。会話/講義の内容が理解できていれば解答することができる問題です。

問題例は以下のようなものです。

趣旨を問うもの

  • What are the speakers mainly discussing?
  • What is the main topic of the lecture?

背景を問うもの

  • Why does the student visit the professor?
  • Why does the student visit the registrar‘s office?

ディテールを問うもの

  • What is X?
  • What is the main problem with the X theory?

2.話し手の意図・態度を問う問題

話し手の意図・態度を問う問題は話の流れを読む必要があるので少し難易度が上がります。

例えば、本を借りたいと思っている生徒に、教授が「Do you know where the library is?」と聞いた場合、教授の意図としては、教授が図書館の場所を知りたがっているわけではなく、「生徒が図書館の場所を知っているか確かめるため。」ですよね。このように話の流れを読んで解答する必要があります。話の流れだけでなく、ときには声のトーン(申し訳なさそうか、はりきっているかなど)もヒントになることがあるのでしっかりと空気を読んで、会話の流れについていくことが大切です。

またこの形式の問題では話し手の発言の一部が以下の問題例のようにリプレイされることがあります。

問題例は以下のようなものです。

  • What does the professor imply when he says this? (音声がリプレイされる)
  • Why does the student say this? (音声がリプレイされる)
  • What does the woman mean when she says this? (音声がリプレイされる
  • What is the professor’s attitude to X?

3.構成・推論を問う問題

最後の問題の形式は構成・推論を問う問題です。会話/講義の一部分だけではなく、全体の構成を理解する必要があります。リスニング中にメモもしくは頭の中で会話/講義の構成を組み立てることができればそれほど難しい問題ではありません。細かいところを聞き取れなくて理解できていなくても、会話/講義を大局的に理解できていれば正答することができます。

問題例は以下の通りです。推論が必要な問題では発言同士のつながりが理解できているかがポイントになります。話し手がなぜその話をしているのか、全体の議論の中でその発言がどのような役割しているか、を意識しながら聞くようにしましょう。

次のパートで解説しますが、TOEFLのリスニングの構成の大枠は決まっているのでそれを頼りに構成を整理できるようにしましょう。

問題例は以下のようなものです。

  • How does the professor organize the information about X?
  • Why does the professor discuss X?
  • What does the professor imply about X?
  • What can be inferred about X?

TOEFLリスニングのコツ

TOEFLの問題形式を理解したらそれに正解するためのコツを見てみましょう!

冒頭の背景の説明は超集中して聞く

会話/講義の冒頭ではその会話/講義の背景と5W1H(who, when, where, what, why, how)が説明されることが多いので必ず聞き逃さないようにしましょう。具体的には会話では、生徒の相談事や場所が示されることが多いです。講義では何の講義なのか、また先週までの内容が話されたりするのでその背景を抑えておくだけでスムーズに会話/講義に入っていくことができます。もちろん後から理解することもありますが、余計なところに神経を使わないように冒頭で背景は理解しておきましょう。

メモを取るか、取らないかの戦術を決める

TOEFLのリスニングではメモを取る派と取らない派に分かれます。私は、最初はメモを取る派だったのですが(メモを取らないという勇気がわかなかった)、ある日、メモを取っていたことで聞き逃した部分が質問になっていたことと回答するときにそれほどメモを見ていないことに気付いたため、メモを取らないで模試を解いたところ高得点を取れたのでメモを取らない派になりました笑。

ただスコア27を取得したときはメモをとっていたのでメモをとってもそこまで点数を取ることができます。メモを取らないにしても結局頭の中ではメモと同じような構成で記憶していっています。リスニング時間は1題当たり4~5分程度ありますが、意外と聞いたことは覚えていているものです。メモを取るか取らないか悩んでいる人は勇気をもってメモを取らない戦術も試してみてください。思ったよりも解けるかもしれません!

ただスコア80以下の人はまずメモを取って会話/講義の構成をしっかり聞き取れているか形に残して確認することがおすすめです。メモを取る・取らない、いずれにせよ話の構成を理解するトレーニングは必須になります。

シャドーウィングしながら聞く

会話/講義は1題当たり4~5分の長さであり、1時間程度のリーディングを終えた後だと集中力もなかなか持続できないです。そこでおすすめなのがシャドーイングしながら聞くことです。実際に声を出す必要はないので、心の中で話し手の後を追うように自分でも読み上げるようにしてください。シャドーウィングすることで集中力があがるだけでなく、リスニングの精度も上がります

頭の中で具体的に想像しながら聞く

リスニングを聞いているときに気を付けなければならないのがただ英文を聞き流したり、ただシャドーイングをしたりしている状況に陥ってしますことです。そうなるとただ聞き流していて、内容は頭に入っておらず、問題が解けないで正答率が下がってしまいます。

それを防ぐためにはリスニングしながら頭の中で話の内容を具体的に想像しながら聞いてください。

例えば、講義でカエルの生態がテーマで話されたとき、「このカエルは冬眠するとき、自分の体内から粘液を出して、その粘液の中で冬眠をする。この粘液は他の動物が嫌がる異臭を放つことで外敵から身を守っている。」と説明されたら頭の中で雪の上に実際に粘液にくるまっているカエルと、それを避けるキツネ(動物はなんでもいいですが)を想像したりします。具体的に想像することで、ただ聞き流していることを防ぎつつ、会話/講義を理解することができ、さらに想像したことによって記憶に定着しやすくなっています。少し難しくいうと想像することで聞いたことを咀嚼できて、自分の中にしっかり落とし込むことができるようになります。TOEFLでは抽象度の高い題材は出題されないので、想像しながら会話についていくことを心掛けてみてください。

話の構成を意識しながら聞く

TOEFLのリスニングはすべての題材で、Main idea(相談事や講義のテーマ)が一つあり、それを支持するSupport idea(解決策や学説)が3つあり、さらに具体例などのDetailがそこに盛り込まれるという構成になっています。

このように大枠の構成は決まっているのでそれらを意識しながら聞いていくと話の構成が見えてきて、頭の中でもすっきりと整理することができます。Main ideaは冒頭で説明され、Support ideaとDetailがその後話されます。Support ideaではどのようなことを言っているのか、具体例ではどのようなことが用いられているのか意識しながら頭の中、もしくはメモで整理しましょう。

TOEFLリスニング対策と勉強法

TOEFLのリスニングは大学に関する会話と講義がテーマになるので、TOEFLに特化した対策と勉強法をすること必要になります。

リスニング力を向上させる勉強法

まずは純粋なリスニング力を向上させる勉強法です。

教材・問題集が読み終わった後にしてほしいことが自分が聞き取れなかったところのチェックしてください。このときなぜ聞き取れなかったのか原因を究明しましょう。以下の三つのどれかに当てはまるはずです。

♦話すスピードが速くて音として聞き取れなかった

♦文法が分からなかった(もしくはついていけなかった)ので意味が分からなかった

♦知らない単語がでてきて意味が分からなかった

※訛りや音声変化によって音として聞き取れない場合もありますがTOEFLでは極端な訛りや音声変化は出題されないので省略しています。

話すスピードが速くて音として聞き取れなかった場合と、文法が分からず意味が分からなかった場合のリスニング強化方法としてはシャドーウィングと音読が最適です。シャドーウィングと音読をするさいに意識したいのが

1. しっかりと話の内容を理解できているか(ただ読み上げているだけになっていないか)

2. 英語を英語のまま理解し、読み返していないか

という2点です。

一つ目はシャドーウィングをしてただ話者の英語を読み上げるだけよりも、しっかりと話し手の話を想像しながらシャドーウィングしてください。

二つ目は音読をするさいはスクリプトを見てもよいですが、その際に絶対目で読み返さないでください。リスニングは一度流れると聞き直すことはできません。それに慣れるためにも音読をしながら一度だけ見て、英語を英語のまま理解する必要があります。

シャドーウィングと音読で英語を英語のまま理解できるまで何回も繰り返しましょう。その日できるようになってもまた少し期間を空けて再び行うことが重要です。

知らない単語が出てきた場合はリスニング力不足ではなく、単語量の不足なので後述する単語帳でしっかり単語を覚えましょう!

話の構成を理解する勉強法

TOEFLのリスニングの特徴はただ英語を聞き取れればいいというわけでなく、会話/講義の流れを読むことや構成を理解する能力も鍛える必要があります。

先述した通り、TOEFLのリスニングはすべての題材で、Main ideaが一つあり、それを支持するSupport ideaが3つあり、さらに具体例などのDetailがそこに盛り込まれるという構成になっています。

しっかりとその構成が見えているかで正解できる問題の数が変わってくるので、問題集など使ってTOEFLのリスニング対策をするときは解き終わったあとには、何がMain ideaで、何がSupport ideaで、どこの部分がDetailだったのかを見直しましょう。
それを踏まえたうえで、Main idea、Support idea、Detailの部分であることを意識しながら分かるまで何度も聞き直してください

教材・問題集を選ぶ際はそのMain idea, Support idea, Detailの構成をしっかりと解説しているものを選びましょう。

リスニング強化のためTOEFLの単語を覚える

TOEFL試験の試験では、学術的な専門用語だけでなく大学生活に関わる単語も多く出題され、一般的な単語学習とは別にTOEFL用の単語の強化も必須となります。

そもそも単語が分からないとどんなに英語を聞き取る力があっても内容が理解できません。単語力とリスニング力をバランスよく伸ばしていきましょう

TOEFLリスニングおすすめの教材・問題集

TOEFL対策にはそれに特化した教材・問題集が必要となります。自分の現在のスコアもしくは目標スコアから以下から教材を選んでみてください。

スコア20~23(全体でスコア80程度)を目指す人

1.公式ガイド(日本語版)

こちらは日本語バージョンの公式ガイドブックです。すべてのセクションの概要と問題の種類が解説されており、TOEFL受験であれば必ず英語版かどちらかはもっておきたい一冊です。今回解説したようなコツまた記事内では紹介していないコツ(Tips)が公式ガイドブックでも載っています。問題数が削減された新形式には未対応ですが、新形式も問題内容は変わっていないのでTOEFL対策としては問題ないです(新形式の解説の記事参照)。英語バージョンのものも発売されていますが、英語のリーディングにまだ不安があるという方はまずこの日本語バージョンでTOEFLの対策をするといいでしょう。攻略法に加え4セット分の模試があります。こちらの模試は本番同様にパソコンで受けることも可能です。

本の詳細→ETS公認ガイド TOEFL iBT <第5版> DVD-ROM付(日本語訳解説版)

2.はじめてのTOEFLテスト完全対策

旺文社からも初学習者向けの教材が出ています。リスニングだけでなく、他のセクションの攻略法が解説されています。公式攻略本と比較すると少し解説が寂しい気もしますがとりあえず全体像を把握したいという方にはおすすめです。また普段から持ち運びたいという方にもこちらの方がおすすめです。1セット分の模試が収録されています。こちらもウェブにて本番同様にパソコンで受けることができます。

本の詳細→【CD付】はじめてのTOEFLテスト完全対策 改訂版 (TOEFL(R)大戦略)

3.TOEFL iBT® TEST リスニングのエッセンス

Z会から出版されている一冊です。TOEFLリスニングに不可欠な「要旨を的確にとらえる力」を養うことに重点を置いています。また独自の「LOGIC NOTE」と呼ばれるメモの取り方を紹介しており、何がMain idea, Support idea, Detailだったかをはっきりさせるようなトレーニングを積むことができます。またメモの取り方も記号を使用するなどして効率的なメモ術が解説されています。TOEFLを初めて受ける人におすすめの一冊です。

本の詳細→TOEFL iBT® TEST リスニングのエッセンス

スコア24以上(全体でスコア100程度)を目指す人

1.公式ガイドブック(英語版)Tipsも満載

こちらはOfficial Guideという公式のTOEFL対策本になっています。新形式に対応しており、全セクションの問題の種類と解説、そしてこの記事で紹介しきれなかった公式がおすすめする解き方のヒント(Tips)なども掲載されています。すべて英語で書かれていますが、英語学習者用の一冊なので難しい表現は使われておらず、スコア100を目指すレベルであれば問題なく読めると思います。模試が4回分含まれており、本書に掲載されているパスワードを使ってサイトからダウンロードすることで本番と同様にパソコンから模試を解くことができます。TOEFLに真剣に取り組むならバイブルとなる一冊でしょう。すでに第4版、第5版をお持ちの方は模試の内容が一部重複しているので気を付けてください。

本の詳細→The Official Guide to the TOEFL iBT Test (Official Guide to the TOEFL Test)

2.TOEFLテスト集中攻略リスニング

トフルゼミナールから出版されている新形式に対応している一冊です。会話形式、講義形式ごと、そして問題ごとに攻略法が徹底的に解説されています。模試も4セット掲載されているので量も十分です。もうワンステップ上を目指したい人におすすめの一冊なっています。

本の詳細→【新形式対応】TOEFLテスト集中攻略リスニング 改訂版

全レベル共通のTOEFL単語帳

TOEFLテスト英単語3800

TOEFLのリスニングを聞き取れるようになるにはTOEFL用の単語の学習が欠かせません。TOEFLの単語帳の学習にはとにかく掲載されている単語がよく出る旺文社から発売されているものがおすすめです。TOEFL学習者の中では非常に有名な一冊です。

本の詳細→【CD3枚付】TOEFLテスト英単語3800 4訂版 (TOEFL(R)大戦略)

まとめ

TOEFLのリスニングの説明と対策方法はいかがでしたか。リスニングはリーディングとならんでTOEFLではスコアの稼ぎやすいところだと思います。純粋な英語のリスニング能力だけでなく、会話/講義の話の流れや、話の構成を理解する力を養うことはTOEFLの試験だけでなく、きっとあなたの将来の役に立つ能力になります。

TOEFLのリスニングを適切な方法で対策しながら、あなたのリスニング力ももうワンステージ上のものにしてしまいましょう!

英語であなたの人生がより豊かなものになりますように✨

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